こんにちは!はじめまして。
新しくCULTUREALのライターに加わった、大阪大学外国語学部フランス語専攻3年の永吉茅広(ながよしちひろ)です。
ただいまフランスのグルノーブルという町に留学中です。
留学するのに、きちんとした目的・目標は必要?

「留学に行きたい!」と高校生の時から言っていて、やっと留学を実現することができました!
ですが、大学生になると、必ず「なんで留学に行きたいの?」と聞かれます。
留学直前まで、そんな目的・目標も持っていなかった私ですが、留学真っ最中の今、思うことを伝えたいと思います。
結論から言うと、「留学中の目標や、やりたいことは、ないよりかはあったほうが断然よい。」ということ。
あったほうが断然よいです。
理由は単純に、ないのとあるのとでは、充実度が違います。
私は留学前からこれ!と決めたものがあったわけではなく、ただ単に「留学」というものに高校生からの憧れを抱いていました。
その憧れだけではダメだとわかっていながらも、留学で何がしたいのかを見つける前に、留学が始まってしまいました。
フランスの生活にも慣れてきて、授業も始まってルーティーンがやっとできてきた頃。
少しずつ、フランス語も話せるようになってはいましたが、フランス語は別に日本でも勉強しようと思えばいくらでもできます。
「じゃあ、なんで、わざわざフランスにいるのか」
「フランスでしかできない、わたししかできないことって何?」
「そもそもわたしがしたいことって何??」
と、ぐるぐるぐるぐる考え続けていました。
わたしが見つけた答え
いろいろと模索する中で、少しずつ興味のあるものに手を出していったら、留学中に、あれもやりたい!これもやりたい!自分はこれをするべきなのかもしれない!と、どんどん出てくるようになりました。
結局、それに対して、自分なりの答えが出たのが、留学してから3ヶ月後のことでした。
私にとって、それはフランスでジャーナリズム、メディアの勉強を身につけること。
そして、私の好きな、文章を書くことやカメラを通して、フランスと留学を楽しむことです。
それからはすっきりして、自分のやりたいこと、挑戦したいこと、もちろん勉強も含めて、今は以前より留学が楽しいです!
ですが、悩みに悩んだ3ヶ月は、ちょっともったいないことしちゃったかなとも思います。
それが出てくるのに、留学のおよそ半分を使ってしまったので、コスパは悪いですよね(笑)
悩む時間があるのなら、もっと積極的に外に出て、フランス人とおしゃべりしたほうがよかったんじゃないかと、今でも考えます。
せっかくの留学を…と聞こえてきそうですが、留学折り返し地点にいる私には、後悔している時間はありません。
なので、今の私が言えることは、「留学中の目標や、やりたいことは、ないよりかはあったほうが断然よい。」しかも、できれば留学前に持っておければもっといいと思います。
ただ、その目標が留学中に変わることも、増えることも多いと思うので、当初の目的や目標にとらわれすぎないことも大事だと思います。
楽しいだけなのが留学ではないですが、楽しまないともったいないですよ!
これから、留学する方々へ、少しでも参考になれればと思います!