イギリスの家庭料理と私が感じた食文化

ホストファミリー



ホストファミリー△お世話になったホストファザーのキットとホストマザーのカレン



ただ今、通っている語学学校から結構離れた家にステイしているのですが、
これから書くのは私が最初に泊まっていた、学校からほど近いホームステイ先のお話。

今回の留学では3件のお家に泊まることになっていて、最初の1件目は語学学校に手配していただいたお宅。
現在ステイしている所と、9月4日からステイするところはAir bnb(こちらの記事を見てみて下さい)を使って予約しました。


★イングリッシュガーデンを眺めながらいただく朝食



朝食

ホームステイ先に当たり外れがあるのはよく聞く話で、特にごはんは家庭によって様々。

私がステイさせていただいた所は、生粋のイギリス人の老夫婦のお宅で、ごはんも豪華。

私は朝食のみのプランで予約したので、ステイ中に食べたのは朝ごはんだけなのですが、
シリアルだけ!なんてことはなく、毎日温かいごはんを作ってくれました。

ここで役立つ言葉をご紹介。

私のように、朝食付きのステイをB&B (Bed & Breakfast)
朝食+夕食付きのステイをハーフボード
朝食+昼食+夕食付きのステイをフルボード

と言います。
ホテルの予約などでもよく目にする言葉です!


朝ご飯

毎朝食卓にのぼっていたものは

・紅茶(日によってはグリーンティー)
・オレンジジュース
・ミルク
・1プレートの温かい料理
 —卵料理
 —お肉(ベーコン、ソーセージ)
 —グリル野菜(マッシュルーム、トマトなど)
 —フライドトースト
・トースト
・ジャム、ハニースプレッド
・シリアル5種類くらい

とかなーり豪華。

ベーグルサンドがメインの日もありました。


イングリッシュブレックファスト△グリルトマト、豆のトマト煮込み、白身魚のフライ


こちらは私のホームステイ最終日の朝ごはん。
朝から揚げ物でなかなか重たい感じではありますが、イギリスの朝食と聞いて思い浮かべる伝統的な料理にテンションが上がりました!


ではここで、イギリスの朝食文化について少しまとめてみたいと思います!


 

◎イギリス家庭の朝ごはんの調査結果

 

1.私が食べていたのは伝統的な朝ごはんであって、日常的な朝ごはんではない

私は毎日大充実の朝ごはんを食べていましたが、ホストファーザーとマザーが食べていたのは、トースト数枚、もしくはシリアルのみ。
伝統的なイングリッシュブッレクファストは写真からもわかるようにすごくボリュームがあるので、おもてなし、またはPUBやカフェ等で外食する場合などに食べることが多いようです。

2.ごはんは仕事と関係している

イングリッシュブレックファストは朝から揚げ物にお肉に卵料理とかなり重たい
そもそもなぜこんなに重いものを朝から食べるようになったかというと、イギリスは昔、工業国で炭坑などで働いている人が多く、朝食が彼らの仕事のエネルギー源となるように、しっかりしたごはんを朝に食べていたそう。
けれど、時代が変わり、デスクワーカーが多くなった今、日常的な朝ごはんはもっとライトなものになった様です。

ちなみにイギリスの食事は朝ごはん意外も仕事と関係しています。
例えば、ランチをしにPUBに行くと

・farmer’s lunch(パン&チキン)
・stockman’s lunch(パン&ハム)
・fisherman’s lunch(魚料理)

というようにランチの料理名が職業の名前だったりします。Frenchman’s lunch(チーズ&バケット)なんていう言い方もあるそうです。

また、イギリス文化の1つであるティータイムにも、職業と関連した言葉があり、強いフレーバーで、エネルギーがでるような紅茶のことをbuilderman’s teaと言うそう。力仕事をする人向けの紅茶という意味の様で、ホストマザーが教えてくれました♪


★おふくろの味をテーマに世界を旅する大学生とイギリスの家庭的な夜ごはん




supper

学生居酒屋を経営する獨協大学4年生の斉藤悠輔さん
新店舗で各国料理をふるまうために、世界一周の旅に出て、各地のおふくろの味を調査されています。

そんな彼と知り合う機会があり、私もイギリスのおふくろの味の調査に協力させていただきました。
(斉藤さんについてはまた別途詳しい記事を書きたいと思いますが、彼について今すぐ知りたい方はこちらのリンクに飛んでみてくださいね)

そこで彼に紹介したのが私の元ホームステイ先。
素敵な朝食をふるまってくれた家庭なので、夜ごはんも間違いないだろうと思い、別のステイ先に移動したあとにも関わらず、コンタクトを取ったところ快諾してくれました。




コテージパイ

メインの料理は、こちらのコテージパイ
コテージパイとは牛挽肉と野菜の上にポテトをのせて、オーブンで焼き上げたもの。
お好みでウスターソースをかけて食べます!

シェパーズパイと似ていますが、こちらで使われているのはラム肉です。
昔はコテージパイの上にはスライスしたポテト、シェパーズパイの上にはマッシュポテトだったそうですが、現在はどちらにもマッシュポテトがのっていることが多いです。


納豆汁


家庭料理の調査だけでなく、地元秋田県の食文化の発信も行っている斉藤さんがここで「納豆汁」を作ってくれました。

世界中の人に納豆汁を飲んでもらい、そのリアクションを集めた動画を製作中だそうで、少し見せていただいたのですが、いろんな表情が見れて面白かったです!


ホストマザーやステイ中のイタリア人は、美味しいとは言っていたものの全然減らず・・・笑

私も初めて飲んだのですが、美味しかったですよ!!笑




ショートブレッド




トライフル△この写真を撮影したのは斉藤さん。食をテーマに旅をしてるだけあって食べ物の撮り方がうまい!笑



食後にはショートブレッドと、プラムの上に温かいカスタードをかけたトライフル
トライフルというとケーキとフルーツを敷き詰め、上からクリームをかけたものを連想しますが、こちらもトライフルの一種だそう。(トライフルはイギリス発祥のデザートです!)

カスタードの上にクリーム、更にお好みで砂糖をかけて頂きます。
プラムが結構酸っぱいので、クリームをかけても甘過ぎず、美味しい!




紅茶

もちろん紅茶も一緒に(´∀`*)

ホストマザーが正しい紅茶の入れ方をレクチャーしてくれたので簡単にご紹介しますね。

1.ティーポット、ティーカップを温めておく
2.お湯を沸かす
3.スプーン1杯分の茶葉をティーカップに入れる
4.沸騰したお湯をすぐにそそぐ
5.2〜3分蒸らす

ミルクは冷たいものを入れるのがイギリスでは一般的で、紅茶をそそぐ前にカップにミルクを入れるか、後にミルクを入れるかは、ホストマザーとファザーで意見がわれていました(笑)




◎イギリス家庭の夜ごはんの調査結果



1.食事情はクラスによる!?

昔ほどクラスを気にしなくなったとはいえ、まだ階級を気にする風潮が見受けられるイギリス社会。
イタリアやロシアから来た留学生はイギリスのスーパーの冷凍食品の豊富さに驚いたそう。

ワーキングクラスの家庭ほど、時間短縮、節約のために冷凍食品が夜ごはんということも多いそうで、メディアに取り上げるほど問題にもなっています。

イギリス伝統料理満載の優雅で楽しい食事の時間でしたが、今回紹介したのはミドルクラス(日本で連想される中流階級よりも更に裕福)の家庭の食事ということを念頭におかなければいけなそうです。


2.普段はサパー、特別な日はディナー

私はサパーとディナーという言葉は食べる時間によって使い分けていると思っていたのですが、正しくは食事の内容によるそう。
今回私たちが食べたのは、メインとデザートのみの軽い食事なのでサパーにあたり、
スターター(前菜)から始まるコース仕立ての食事をディナーと言うそう。

サパーを食べるのは一般的に18〜19時前後の早い時間、もしくは10時以降といった遅い時間に食べるそうです。

3.紅茶が大切

イギリス家庭ではティータイムだけでなく、食後の紅茶もマストな様子。

紅茶には強いこだわりがあり、それぞれにお気に入りのティーブランドやフレーバーがあります。
特にこちらの家庭では、季節や食事に合わせてフレーバーを変えるくらいこだわっていて、海外旅行に行くなら「My紅茶を持参しなきゃ!」と言っていたほど(笑)

イギリスのお菓子やデザートが、バターやミルクたっぷりなのは、紅茶との愛用が抜群だからかな!?と思いました(^^)